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腸は考える (岩波新書)

藤田 恒夫
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腸は考える (岩波新書)の詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:岩波書店
腸は考える (岩波新書)のカスタマーレビュー

「小さな脳」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2007-05-19

医学研究の分野ではないがしろにされがちな「腸」の研究を続けてきた著者。
正直言うと、素人が読み全てを理解するのは至難の業だろう。
専門用語が頻発するので、まともに読むとその度に中断しなければならない。
よって3割くらいは斜め読み。
しかし、それでも腸の機能のすごさと、著者から伝わる研究の「楽しさ」は素人が読んでも面白い。

「研究を楽しむ強引さ」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2006-08-03

研究の楽しさがビンビン伝わってくる本です。特に、忘れ去られようとしている日本人研究者の業績に、再度スポットライトを当てる行動力、実行力はすごいです。知力、気力、体力が充実した楽しい話が満載で、とても元気になれる本です。

「「頭でっかち」にならないために」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2005-06-15

『脳内麻薬と頭の健康ー気分よければ頭もまたよし』《大木幸介著:講談社ブルーバックス》を読んで、「リトル・ブレイン(小型の脳)」について知りました。

「脳同様に薬物に反応する」ので「神経節(ガングリオン)」が、そう呼ばれるようになり、実際のところ「リトル・ブレインもビッグ・ブレイン(脳)も、構造、作用とも本質的には等しく、リトル・ブレインはビッグ・ブレインのミニチュアといえるのである。」という記述に驚かされました。そして、その「リトル・ブレインの中で最も大きく、複雑なものは、消化管の支配系(内臓神経節)であり・・消化管の裏側、臍の奥の方を中心に広く分布している。」とありました。

「・・頭の健康」の本を読み、「頭」を健やかにする方法を得ようとして、示唆されたものは「臍の奥の方」にあるものでした。それで、「臍の奥の方」にある腸についての、オモシロイ本はないかと捜してみて、出会ったのが当該書籍であるというわけです。

お腹のなかで巨大なミミズのようにのたくっているだけの存在かと思いきや「腸は考える」存在でもあるのだということがよくわかりました。最近は、自己啓発ブームで、関心の的は、もっぱら頭と脳(ビッグ・ブレイン)に向かって参りますが、「それだけではないよ」と教えられる著作の一つです。

「暗い腸に光を、研究者に道筋を与える書。」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2002-11-28

 著者は組織学の教科書で有名な先生です。比較的目立たない腸という臓器のすごさを物語る学術的な内容も非常に面白いのですが、歴史的な背景や研究の大醐味であるところの人との出会い、意外な実験結果、など楽しく読みました。この本の巻末では「研究は道楽だ。」と言い切っていて、確かに研究者が健全に研究を続ける秘訣は研究を楽しむことが大切だと実感しました。