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信州に上医あり―若月俊一と佐久病院 (岩波新書)

南木 佳士
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信州に上医あり―若月俊一と佐久病院 (岩波新書)の詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:岩波書店
信州に上医あり―若月俊一と佐久病院 (岩波新書)のカスタマーレビュー

「若月俊一、そして南木 佳士について知ろうと思ったら」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2006-03-10

この本を読めば、若月俊一についてはある程度のことを知ることができると思う。いわば若月俊一の入門書とでも言うことができるのではないだろうか。読者はこの本をスタートとして、若月の世界へと引き込まれ、次は「村で病気とたたかう」あたりを是非読んでみたくなるのではないかとも思う。しかし、この本の面白さはそれだけではない。若月と著者は現実に上司と部下の関係でもあり、佐久総合病院は著者の現在の勤務先である。彼はこれら直接の対象の現実を驚く程冷静かつ公正な目で見ているのである。結果、実は南木の世界へも引き込まれるという非常に不思議な本である。

「見事な評伝」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2005-08-04

対象に愛情がなければ、評伝など書けないもので、それは自伝よりも大変な仕事のはず。本書には全編にその情熱が溢れていて、内容も含めて、読むものを惹きつけていく。若月俊一を書ききることは、その彼をずっと近くで見続けながら生きてきた自分をも見ることであり、あらためて「阿弥陀堂だより」を書いた彼自身の側面も見る思いだった。文章も力強く、彼の、フィクション、ノンフィクションの両方を、ここまで書ける力量に脱帽

「政治能力は素晴らしいですが・・・。」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2005-05-13

若月氏は裕福な家に生まれ,本州でも有数の進学校に通い東大医学部へ進学。
その後共産系の思想が理由に医者としての人生が閉ざされそうになる(一度目は警告みたいなもの。二度目は拘置所入り)が、教授の温情で何とか生き延び、長野県の田舎への都落ちで許される。
その後、病院を拡大させていくがその原動力は若い医者や看護士達の休日返上無給労働によって支えられていた。

さらに若月氏は農村医学を提唱し国際学会を開くまでに成長させる。
病院も長野県最大の信州大学医学部付属病院と同規模までに発展させる。
その手腕・政治力には驚嘆するが、けっして尊敬をしたいというような手法ではない。
タイトルが上医とあるけど、余りにかけ離たタイトルで誤解を招く表現なので星一つです。
実際に勘違いして私は購入してしまいましたし。
決して後味のいい爽やかな本ではありませんが、協力な経営手腕を学びたい人にとっては良い参考にはなります。

「若月院長と南木医師」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2005-03-08

若月院長が終戦前の学生時代から医師になって佐久病院に赴任。田舎の診療所を大総合病院にしていった半生が書かれている。
筆者は佐久総合病院の医師であるにもかかわらず客観的に描かれている。

「精神病院へのイメージ」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2004-09-03

今でもまだ、精神科への通院・入院の偏見があります。私が生まれた頃?の精神科のドクターの奮闘です。