「読みやすく極めて正確」 おすすめ度:
投稿日:2007-12-24
「学術論文と同じくらい新しく、間違いがなく、役に立つ情報を、わかりやすくまとめたつもりである」と、あとがきに記された著者の言葉通りです。
非常に優れた一冊だと思います。肥満解消のため、いろいろな本を読みましたが、この本はずば抜けて読みやすく、偏りがなく、公正で、正確に書こうとする意志が伝わってきました。
子どもの肥満が30過ぎてからの健康に影響を与えるという指摘も貴重なものだと思いますし、そのために、小・中学生にも肥満についての正しい知識を伝えるべきだという主張にも共感できると思います。
一読をお薦めします。
「ダイエットは徐々に徐々に安全に。」 おすすめ度:
投稿日:2007-07-07
健康体であれば、基本的に急激にやせられるというようなとっておきのダイエットはない訳で、この書にあるように迷信や流布されすぎた誤解を避けながら、少しずつ時間をかけて健康的に体重を落としていく、百里の道も一歩から始めようと、力づけてくれる。しかし現在は電車に乗っていても老若男女を問わずデブが多い。電車の座席(通常7人掛け)にBMIが30以上のデブ1人が入ると、非常に迷惑を蒙る。またどうどうと座っている。やせる為にもデブは座らない方がいいでしょうし、つり革につかまりながら、本書を通勤・通学時に読むといいでしょう。若い女性で背骨が曲がって、足がしっかりしてなく、歩き方が非常に悪い人をよく見かける。本書にきれいな歩き方が紹介されているので、是非読んで颯爽と歩いて欲しい。
「健康的にやせるには?」 おすすめ度:
投稿日:2007-06-08
「太る理由から正しいやせ方まで」と銘打つ本書では
肥満に関するニュースや迷信に対して論証・反証します。
とはいえ、反証や論証方法に不備があったり、情報源の
特定が難しかったりするので、必ずしも科学的とは言い
がたい点が残念です。
健康的にやせるには、週0.5kgずつ体重を落とし続けるよう
ダイエットや運動するよう指南しています。無理は禁物と
いったところでしょうか。
また、脂肪を食べなくても血糖値を上げる「グリセミック
指数の高い食品」では太るとか、BMIは低すぎると結核など
の病気にかかりやすく平均より少し高い24前後がよいとか、
単に脂肪を減らせばよい、やせればよい、というわけでは
ないことも分かります。
「科学的な痩身術」 おすすめ度:
投稿日:2007-05-06
確かに題名どおり、科学(というか医療の現場の実践を通じて)で「やせる」ないし「太る」を分析しているので、「やせる」ことを目指している方は、一度目を通されることをお奨めする。
自分も、もちろん対象者(笑)なので、精読させていただいた。
なぜ、ご飯の方がパンより腹持ちがいいのか?といったことから、数値でもって「太る」ことを解析するなどわかりやすい話が豊富。
「やせる」ことが切実な状況にある方には、非常に参考になると思われる。
私自身としては、「酒だけでは太らない」という話だけは、気分的に助かった(笑)。
「良心的な無理のない肥満解消の本」 おすすめ度:
投稿日:2007-04-28
よくあるような決め打ち的なダイエット法を説く書とは違い、好意的に平易に解説してくれている。著者が「読者に間違った知識を与えないよう全身全霊を打ちこんだ」というのが気に入った。「肥満の仕組み」の第1章や「肥満をはかる」の第2章はやや堅苦しいと感ずる読者も多いと思うが、第3章の「肥満はなぜ健康に悪いか」や第4章の「健康的にやせるには?」からエピローグまでは俄然身の回りのことになってわかりやすく、興味深い。これまでの結構思い込みの知識はどうも違うとわからせてくれるのが気持ち良い。例えば「あてにならない体脂肪率」のことや、いろいろなことが研究者の意見では千差万別という例も面白い。運動療法や食事療法は参考になり、またいかがわしい薬物や中国製やせ薬等も怖さを教えてくれる。エピローグの「ちょっぴりやせたい人へのアドバイス」は気が利いている。電車の座席で迷惑なBMIが30以上の男女は本書でやせるよう、歩く姿勢の悪い若い女性は本書内の「颯爽とした歩き方5つのポイント」を読むことをお薦めする。