「生きることへの執着」 おすすめ度:
投稿日:2006-01-30
闘病記の中には、過度に脚色された感動作も多くある。
だけど、この本は同年代の女性の生きることへの「執着」の記述。
社会や周囲の人、自分への怒りや深い悲しみ。
優しい気持ちになれたり、やり場のない怒りを覚えたり、
という感情の変化が鬼気迫るものがあります。
自分は生き残った方だけど、彼女と共通する感情がいっぱいでした。
同い年だったのもあるけど、強烈なインパクトを受けました。
「飾らない本音の言葉が胸を打つ」 おすすめ度:
投稿日:2006-01-16
高校2年生の女の子が「小児がん」と告げられ、苦しい抗がん剤治療を
うけながらどんなことを思ったか。
きれいごとではない本音のコトバが綴られています。
「今、自分が生きていることを当たり前だと思わずに、一日一日を感謝
しながら生きてほしい」
この著者からのメッセージを真摯に受け止め、自分の人生をしっかりと
見つめていこうと思いました。
「かくも生々しい少女の心のうち」 おすすめ度:
投稿日:2006-01-13
小児がんに罹って、抗がん剤および最新治療をうけながら、大学再受験し合格し、病床で英語、フランス語の勉強をし、ピアノを弾きそして神に召された少女。少女から大人へと変わってゆく中で死と向き合いながら何を思っていたのか。恨み、悲しみ、怒り、嫉妬、感謝、自然のやすらぎ、恐れ..様々な思いを綴った日記は詩のような響きで心にしみた。いかばかりか無念だったか。ガンセンターの同室の子供たちはほとんど亡くなったという事実は、重く心にのしかかる。生きている自分は何をなすべきか、考えさせられた。