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糖尿列島―「10人に1人の病」の黙示録

鴨志田 恵一
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糖尿列島―「10人に1人の病」の黙示録の詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:情報センター出版局
糖尿列島―「10人に1人の病」の黙示録のカスタマーレビュー

「ジャーナリストの視点で書かれた闘病記」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2007-11-03

定期健康診断で血糖値が高いという指摘を受け、糖尿病予防の治療を受けることになりました。
当初、良く話題に上がる生活習慣病について、何ら知識を持ち合わせていなかったので、クスリを服用すれば血糖値は直ちに下がるだろうと安易に考えていました。
しかし、血糖値が高めの人のために書かれた本に、糖尿病合併症の症状が詳述されており、初めて糖尿病の恐ろしさを知りました。
このまま放っておいては危ない!と真剣に考え、医師や管理栄養士のアドバイスはもとより、糖尿病や血糖関連の本を読みまくり、食事&運動療法によって血糖値を下げるように努力しました。
たくさんの本を読んだのですが、中でも本書は、超多忙な新聞記者が重度の糖尿病になってからの闘病の記録が、ジャーナリストの視点により平易な文体で語られている点に特色があります。
少量の食事でも、やがては空腹感が無くなり、時には満腹感を覚えるほどになる理由など、著者が医師より見聞した有益な話も多数紹介されており、とても参考になりました。
現在、自分の血糖値は正常な状態に戻りましたが、本書を座右に置き、気を緩めて不摂生しないよう、自ら戒めています。

「改善しながらも暴走し自己破壊!非常にリアル。」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2007-03-08

 この著者は昏睡に陥る寸前の酷い数値から、家族や周囲の協力を得てインスリンが不要にな
るまで劇的に改善したにもかかわらず、再び病院送りになっている。よくある闘病記とはこの
へん一線を画していてよい。

 著者は喧嘩騒動のストレスからやってしまったらしいが、普段の仕事や生活で受ける外部ストレス
の影響で自ら抑制を破壊してしまう衝動があることなどが実体験からよく語られている。
このへんは通常の糖尿本ではあまり語られることがないので貴重だ。
 暴飲暴食をやめられず入退院を繰り返す患者も個人の資質だけでなく(もちろんそれもあるが)
ライフスタイルや社会構造、経済環境の影響も大であることを示唆していて含蓄に富んでいる。

 ただ、ちょっと文章のインテリ臭さが鼻につくかも。